メインクーンの性格
メインクーンの性格は、番犬のように強い印象の外見とは反して、とてもやさしい性格です。ネズミを退治する「ワーキングキャット」として人と共生してきた歴史から、ペットとして飼いやすい、穏やかで人懐っこい性格が多いとされています。非常に飼いやすい性格なため、日本を始め各地で人気の猫種です。
ずっとネズミを追いかけて暮らしてきた猫種なため、ハンター気質が残っています。ですから飼い主さんの目には、活動的で好奇心旺盛に映ることもあるでしょう。
メインクーンの大きさと体型
メインクーンの特徴のひとつといえば、やはりその大きな体でしょう。体重は4.5~8kgが多いとされていますが、去勢したオスは10kgを超えます。メインクーンは、その大きな体を支えるために、しっかりとした骨格と、筋肉が発達した四肢を持っています。顔つきも、頑丈な口元と大きな縦長の輪郭、大きな耳と、愛くるしさの中にも力強さを感じる印象です。
体重:4.5~8kg
メインクーンの毛色の種類
メインクーンのもうひとつの大きな特徴は、長いふさふさの被毛。「シャギーコート」といわれる毛の長さが不ぞろいで光沢のある分厚い毛質です。毛の長さは個体や部位によって異なりますが、どの個体も共通してしっぽの毛は豊かな傾向にあります。
メインクーンに決まった毛柄はなく、さまざまな毛色や毛柄が生まれます。しかし、異種交配の結果と思われる、チョコレート(赤みがかった黒)、ラベンダー、ヒマラヤンのようなポイントカラーなどは認められていません。傾向として、しま模様(タビー)が入ったり、バイカラー(白黒のように有色と白の組み合わせ)などが多く見られます。